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Macを開発用にセットアップする、その2。

前回に続き、各種ツールのセットアップです。はじめにmacportsをインストールします。macportsFedoraでいうyum,Ubuntuでいうapt-getに相当するものです。詳しくはBeginning_OSXに書かれているので、ここでは記しません。ダウンロードツールとしてはwgetが好きなのでインストールします。macportsが正しくインストールされていれば、

$sudo port install wget

とするだけです。次にターミナルの設定ですが、Beginning_OSXではこのように書かれています。

シェル上で Unicode 文字列を正しく扱うためには、 leadline 5.0 に対応した bash 3.0 以上が必要となる。

bash3はBourne-Again Shellのバージョン3だとわかりますが、一体leadlineって何でしょう。調べてもそれらしきものは引っかかりません。まさかと思い、leadlineをreadlineに直して検索し直したところ、ちゃんと引っかかりました.スペルミスだったようです。
参考になるのは以下の二つのページ。
http://www.rinneza.com/junya/tech/solaris9_x86/os/readline_5.0.html
http://macwiki.sourceforge.jp/wiki/index.php/gnuplot#.283.2F4.29_readline-5.0_.E3.81.AE.E3.82.A4.E3.83.B3.E3.82.B9.E3.83.88.E3.83.BC.E3.83.AB
どうやら、readlineはコマンドライン編集用のライブラリのようです。知らなかった。Tigerのreadlineは2001年以降更新されていないようなので、前のバージョンをリネームしてから新しいバージョンを入れる必要があるようです。詳細は以下のページで書かれていますが、
http://www.cbrc.jp/~tominaga/tips/osx_gnuplot.html

$cd /usr/lib
$ sudo mv libreadline.dylib libreadline.dylib_original 

前にあったライブラリを違う名前で退避してから新しいreadlineのconfigure&makeを行うと良いようです。

$tar xvzf readline-5.2.tar.gz
$cd readline-5.2
$./configure --disable-shared 
$make
$sudo make install 

ここで、configureに --disable-sharedオプションがついている事に注意してください。これは共有ライブラリをビルドしないように指定するオプションです。これが無いとどうなるのでしょう。怖くて試せません。readlineは旧版が既にインストールされているため、共有ライブラリは不必要という事でしょうか?
次に進みます。bashは、もう予想がついているかもしれませんが、

$sudo port install bash

とするだけ。あとはBeginning_OSXの通りに設定を実行すれば問題はありません。この設定は.bashrcや.bash_profileを作らなくてはならないので若干面倒くさいのですが、全部掲載されているので別段難しい事でもありません。非常にすばらしいサイトです。
同じくemacs,nkf,lha,fontconfig,kinput2-macim,ghostscript(ヒラギノフォント使用)も

$sudo port install emacs
$sudo port install nkf
$sudo port install lha
$sudo port install fontconfig
$sudo port install kinput2-macim
$sudo port install ghostscript-fonts-hiragino

だけです。macportsもすばらしいユーティリティです。但し、各種の設定ファイルを忘れないようにしましょう。
さて、ページャとしては、有名なlessがデフォルトで使えますが日本語の使えるページャ(lv)が紹介されていたのでこれを使います。しかも、lessライクな検索用コマンドを追加したhackを用意してくださっているようなので、これをもらう事にします。本当にすばらs(略)

$sudo port install lv +lesslikeslash

では、動作確認をしてみましょう。このブログの記事を表示してみます。

$lv blog2_sjis


どうやら大丈夫そうですね。さて、このままではlsコマンドを使うと、日本語が化けます。オプションに-wコマンドをつける事で解決しますが、毎回-wとするのはめんどくさい話です。lsの設定で解決しましょう。そのほかにもgimp,Inkscapeなど必要に応じてmacportsでガンガンインストールできます。さて、いよいよsubversionのインストールに続きますが、長くなりそうなので次回。