Macを開発用にセットアップする、その3。

subversionをインストールしましょう。一人で開発する場合はバックアップ用途ぐらいにしか使わないかもしれませんが、チーム開発する際には欠かせないツールの一つでしょう。subversionには(それに限らずともですが)様々な導入方法があります。ともすると古いバージョンのものを導入してしまうので注意が必要です。実際のところ、macportsを使ってしまえば、あまり問題はありません。
いつものコマンド

$sudo port install subversion

おしまいです。しかし、macportsで導入したsubversionは環境によっては日本語メッセージが化けることがあります。svnと打って「使用方法を知りたいときは 'svn help' と打ってください。」とちゃんと表示されれば問題は無いのですが、そうでない場合は環境変数を設定します。

export LANG=ja_JP.UTF-8

このコマンドを,シェル起動時に読み込むファイル(.bashrcとか.profileとか)に追記しておきましょう。ついでに

export EDITOR=emacs

などと指定しておくと、commit時のメッセージを指定したエディタで編集できます。ここでTortoiseSVNのようにGUIを使いたいと思うなら、SCPluginというものがあります。参考URLは下記の通りです。
http://www.ohnaka.jp/wiki/wiki.cgi?page=Subversion
SubversionをSCPluginでsshでつないで使う on IntelMac
MacOSX版TortoiseSVN、SCPluginが復活してる件
今の時点ではversion0.7のインストーラがあるようなので、そっちを利用します。
http://scplugin.tigris.org/servlets/ProjectDocumentList?folderID=0&expandFolder=0&folderID=8892
すでにsubversionが導入されていれば、インストール後にリブートしてコンテキストメニュー(右クリック)を開くと項目が現れるはずです。認証時にauthorization failedが出る場合は、.svn/configを編集してstore-auth-credの設定をyesにする必要があります。また、どうしても失敗する場合はsvnコマンドを直接叩いた方が確実です。
蛇足ですが、authenticateとauthorizeの違いというポストを見つけました。そういう意味だったのか。これは面白い。

しばらく設定が続いていますが、そろそろコードも書こうかな・・・。